沖縄のアイスクリームといえば「ブルーシールアイスクリーム」でしょう!アメリカ育ち沖縄生まれを自称するブルーシールですが、どこがそんなに魅力なのか徹底的に調べてみました。

「アメリカ生まれ沖縄育ち」はウソではなかった!

「ブルーシールを知らない沖縄県民はいない」と断言できるほど沖縄の景色に溶け込んでいるブルーシールアイスクリーム。テレビコマーシャルなどでも「アメリカ生まれ沖縄育ち」を自称しているブルーシールですが、その歴史自体を知っている沖縄県民は意外と少ない…。なぜなら「生まれたときからアイスクリームはブルーシールだった」という人の方が圧倒的に多いからです。

とはいえ「自称」なのか「事実」なのかははっきりとさせておかないといけません。そこでブルーシールのルーツを探ってみます。

本当にアメリカ生まれのアイスクリームだった!

ブルーシールの本社であるフォーモト社は、そもそもアメリカにあります。欧米の食文化において欠かすことが出来ない乳製品を扱っていたのがフォーモト社だったため、沖縄に米軍基地がおかれ多くの軍関係者が沖縄に滞在することになったのをきっかけに、沖縄県内の米軍基地内で設立されました。

当時の沖縄は非常に貧しい時代で、米軍基地内で食べられる栄養豊富な食文化とは無縁の時代でした。もちろん乳製品が基地以外の場所で手に入ることはなく、アイスクリームを食べることはおろか見たともない人の方が圧倒的に多い時代でした。

その後基地の周辺に軍関係者を相手にする飲食店が出来るようになると、少しずつ沖縄の人々の食生活も変わっていきます。沖縄の食文化の変化は沖縄経済の復興とも関係していました。そのためそれまで見たこともなかったアイスクリームも、徐々に沖縄の人々の間で知られるようになっていきます。

つまり「アメリカ生まれ沖縄育ち」は自称ではなく、れっきとした事実だったのです。

もともとはミント味のみだった「ポーラベアー」

ブルーシールアイスクリームの定番といえば、ココアクッキーにバニラアイスクリームをサンドした「ポーラベアー」があります。食べごたえがある上に食感が楽しめるポーラベアーは、昔も今も人気の商品です。

ところがポーラベアー誕生当時は、バニラ味ではなくミント味のみでした。確かに今でもミント味のポーラベアーはありますが、圧倒的にバニラの方が人気…。アイスクリーム大国アメリカで生まれたアイスクリームというだけあって、歴史を紐解いてみると日本の食文化との違いを感じます。

沖縄ではポーラベアーを「しろくま」と呼ぶ

沖縄のオジー・オバーたちも大好きなブルーシールのポーラベアーですが、実はオジー・オバーたちはポーラベアーのことを「シロクマ」と呼んでいます。

確かにポーラベアーのパッケージには、シロクマのイラストがバッチリと書かれています。なんでも沖縄でポーラベアーを「シロクマ」と呼ぶようになった由来は、そのイラストにあるとのこと!

もしもその当時のイラストにヒグマが採用されていたのなら、沖縄ではポーラベアーのことを「ヒグマ」と呼んでいたのか…もしれません( ´艸`)。(多分「アイス=シロクマ」も理由にあるはずなのでそんなことはないですけどね!)

いかにもアメリカンなブルーシールのフレーバー

アメリカ生まれのブルーシールアイスクリームですから、「いかにもアメリカン」なフレーバーもたくさんあります。ほんの一部ですがちょっと紹介してみます。

サンフランシスコミントチョコ

「サンフランシスコの空をイメージした」というミントグリーンが印象的です。食べるとアイスの甘さとミントの爽快感が同時にやってきます。

ネオポリタン

アイスクリームフレーバーの三種の神器「バニラ」「チョコ」「ストロベリー」を一度に味わえるように作られたのが、ネオポリタンです。欲張りさんはぜひどうぞ!

ブルーウェーブ

「これがアイスクリームでなければ絶対に体に悪そう…」と思わず思ってしまうような色鮮やかなブルーが印象的なフレーバーです。でも水色の部分はソーダシャーベットなので、言われてみると「なるほどね」なフレーバーです。

トロピカルマーブル

味の内容を知らなければ、「これほど強烈な原色3つのコラボはあり得ない!」といいたくなるような目にも鮮やかなフレーバーです。バナナ・キウイ・ブラッドオレンジが、それぞれの持ち色を最大限に発揮しています。見た目は凄いですが、味はなかなかうまいです。

沖縄っぽさを感じるブルーシールのフレーバー

沖縄育ちを自称するブルーシールでは、沖縄っぽいフレーバーもたくさんあります。ただあまり本州の人にはなじみのないフレーバーもたくさんあるので、そのあたりを中心に紹介してみましょう。

ウベ

「ウベ」は、紅山芋のことです。ブルーシールで紅芋のアイスは「ウベ」とは別に「紅イモ」とされています。ちなみにウベは紅イモフレーバーよりも鮮やかな紫色をしています。味はウベの方が甘いです。

沖縄田芋チーズケーキ

田芋は沖縄では高級食材の一つです。ねっとりとした粘り気があるサトイモのことで、本島北部の金武町が産地として有名です。金武町では田芋を使ったスイーツとして「田芋チーズケーキ」が有名ですが、ブルーシールの田芋チーズケーキはあくまでも「田芋&チーズケーキ」です。

塩ちんすこう

ここ数年で人気になっているのが「塩ちんすこう」です。甘いバニラと塩ちんすこうの塩味がなんとも言えないフレーバーです。

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