離島

沖縄は周囲をすべて海で囲まれているため、陸路での本土とのつながりはありません。その上、いくつもの有人離島がある沖縄県。本島以外の島に移動するなら、どんな移動手段があるのでしょう?

沖縄本島の玄関口【那覇空港】

沖縄本島には、沖縄の玄関口である那覇空港のほかにも、世界中の大型旅客船が就航する那覇新港や離島に向かうためのフェリー乗り場である泊港などが集中しています。

最も多くの人が沖縄へのアクセスとして利用しているのが、那覇市にある那覇空港。何しろ、年間1000万人以上が利用している那覇空港は、国内の旅客数ランキングでも常時トップ5に入るほどです。全国各地から1日に約100便の飛行機が離発着する那覇空港は、近年LCC専用ターミナルを増設したり、国際線ターミナルの改修工事などによって、さらに施設の利便性が高まっています。

離島便も就航している那覇空港では、石垣島をはじめ、宮古島、久米島、南大東島、与那国島等も直接飛行機で移動することが出来るようになっています。特に、都市型離島の代表である石垣島へは、毎日17便運航しており、他にも、宮古島、久米島、与那国島は琉球エアコミューターが毎日運航しています。

多くの離島を結ぶフェリー乗り場【泊港】

那覇市泊にある泊港は、各離島と本島を結ぶフェリーターミナルがあります。泊港内には、旅客ターミナルビル「とまりん」があり、各航路の乗船券売り場やホテル、レンタカー営業所や各種土産物品店など、複合的な旅客ターミナルビルとなっています。

泊港から移動できる離島は、渡嘉敷島、座間味島、粟国島、渡名喜島、久米島、南北大東島などです。フェリーごとに行先が異なっており、行先別に発着場所が違っています。フェリー名をチェックしておくのが、移動する際の注意点となります。各フェリーは、運航会社も異なりますので、運行時間や支払い方法などの確認は、各運航会社の窓口で行うようにします。

渡嘉敷島に移動する場合

「フェリーとかしき」または「マリンライナーとかしき」になります。問い合わせ窓口は、渡嘉敷村那覇連絡事務所(098-868-7541)です。

座間味島・阿嘉島に移動する場合

「フェリーざまみ」または「クィーンざまみ」になります。問い合わせ窓口は、座間味村は出張所(098-868-4567)です。

粟国島に移動する場合

「フェリー粟国」を利用します。問い合わせ窓口は、粟国村那覇連絡事務所(098-862-5553)です。

久米島・渡名喜島へ移動する場合

「ニューくめしま」または「フェリー琉球」になります。問い合わせ窓口は、久米商船株式会社那覇本社(098-868-2686)です。

南大東島・北大東島に移動する場合

「だいとう」を利用します。問い合わせ窓口は、大東海運株式会社(098-861-0515)です。

本島から車で行ける離島もある

沖縄県には、離島といっても、本島から車で直接行ける場所もあります。

本島南部の離島

  • 瀬長(せなが)島
  • 奥武(おう)島

本島中・北部の離島

  • 瀬底(せそこ)島
  • 屋我地(やがじ)島
  • 浜比嘉(はまひが)島
  • 平安座(へんざ)島
  • 宮城島
  • 伊計(いけい)島

本島から船でしか行けない離島①伊江島

テッポウユリが有名な伊江島は、本島から船でしか行くことが出来ない離島です。本島北部にある本部(もとぶ)港からフェリーで30分で到着する離島です。北部観光の人気スポットである沖縄海洋博公園(美ら海水族館がある公園)から、島の姿を見ることができます。

伊江島行きのフェリーは、1日4便運航しており、本島からなら日帰りで伊江島観光を楽しむこともできます。

本島から船でしか行けない離島②伊是名島

伊是名島は、周囲に屋那覇島、具志川島、降神島の3つの無人島がある島です。人が住んでいる伊是名島はほぼ円形の島で、島の南東から北西にかけていくつもの山岳が連なっている、自然豊かな島です。

そんな伊是名島に行くには、本島北部の今帰仁村にある運天港から「フェリーいぜな尚円」を利用して移動します。毎日2便運航しており、運天港からは約55分で到着します。

本島から船でしか行けない離島③伊平屋島

伊平屋島は、沖縄県内で最北に位置する離島です。那覇空港を降りてから、車で約2時間北へ移動した場所にある運天港から、1日2便運航しています。運天港からは、フェリーで約80分で伊平屋島に到着します。

本島から船でしか行けない離島④津堅島

キャロットアイランドと呼ばれている、ニンジンの産地である津堅島。この島に移動するには、本島中部のうるま市にある平敷屋港から、津堅島行きのフェリーを利用します。

本島から日帰りで観光が楽しめる離島ということもあり、津堅島行きのフェリーは1日5便運航しています。フェリーは、通常船と高速船の2つがあり、高速船は主に始発と最終の2便で運行しています。

本島から船でしか行けない離島⑤渡嘉敷島

那覇空港の近くにある泊港から船で行くことが出来る渡嘉敷島は、本島から日帰りができるため、観光客だけでなく地元客にもマリンレジャースポットとして人気がある離島です。およそ32.12㎞の航路ですが、毎日2便、大型連休などのピーク時などは毎日3便運航しています。

渡嘉敷島行きの船は、通常船の「フェリーとかしき(所要時間70分)」と高速船の「マリンライナーとかしき(所要時間35分)」の2つがあります。

本島から船でしか行けない離島⑥阿嘉島

女性の一人旅が多い阿嘉島は、観光客のリピート率が高いのが特徴。慶良間諸島の中では比較的観光客が少ない島なのですが、美しい海と風景に魅了され、そのまま移住してしまう人も多いのだとか…。

そんな阿嘉島へは、那覇市にある泊港から、座間味島行きのフェリーに乗って移動することが出来ます。通常船の「フェリーざまみ」を使えば約90分かかりますが、高速船である「クイーンざまみ」で直行すれば、約50分で移動することが出来ます(高速船の場合も、座間味島経由の場合は70分かかります)。

高速船を使えば、本島から日帰りでも出かけることが出来るので、上手くスケジュールをチェックするのがコツですよ。

阿嘉島からしか行けない離島①外地(ふかじ)島

阿嘉島からしか移動することが出来ない無人島が、外地島です。島内には、かつて那覇空港からの定期便も飛んでいた慶留間空港もあります。慶留間空港は、現在、チャーター便のみ運行しています。

無人島ですが、美しい花と海を楽しむことが出来る2階建ての展望台もあり、のんびりとした時間を過ごしたい人には人気のスポットになっています。

阿嘉島からしか行けない離島②慶留間島

外地島と阿嘉島の間にある小さな島が、慶留間島です。阿嘉島側から移動する場合は「阿嘉大橋」、外地島側から移動する場合は、「慶留間箸」と使います。周囲は4.9㎞と非常に小さく、島に住んでいる島民の数も100名以下です。

島には、国内最南端に生息する「ケラマジカ」が住んでいます。ケラマジカは、国の天然記念物にも指定されており、現在では慶留間島以外に阿嘉島、外地島、屋嘉比島(無人島)のみで生息しています。

宮古島からしか行けない離島①池間島

池間島へ行くには、宮古島から池間島を結ぶ池間大橋を渡って移動します。橋を使う以外の移動手段はないため、車やバス、自転車等を使って移動します。

池間島行の路線バスは、宮古島空港から約10分の平良市街地から毎日運航しています。島自体は、一周約6㎞しかありませんので、自転車で移動するのもおすすめです。

宮古島からしか行けない離島②大神島

宮古島では、昔から「自然の神さまがいる島」といわれている大神島。宮古島からわずか4㎞しか離れていないので、宮古島からなら日帰りでも楽しむことが出来る人気の離島です。有人島ですが、人口は30名にも満たない小さな島なので、基本的にとても静かです。美しい自然がそのまま残っているため、その景色に魅了される人も少なくありません。

大神島に移動するには、宮古島の島尻港から、定期便「スマヌかりゆす(所要時間15分)」に乗ります。時刻表は冬季と夏季で異なります。夏季は1日5便、冬季は1日4便の運航となっています。

宮古島からしか行けない離島③多良間島

宮古島の平良港からしか移動が出来ないのが、多良間島です。日曜日を除く毎日1便が運航しており、平良港からは約2時間で多良間島まで移動することが出来ます。

離島間の定期便の移動時間としては比較的長いため、使用している船はバリアフリー対応となっています。そのため、車いすだけでなく、高齢者でも、1人で自由に船内設備を利用できるようになっているのが特徴です。

宮古島からしか行けない離島④来間島

来間島へは、宮古島から全長1690mの来間大橋を渡って移動します。来間大橋は、東洋一美しいといわれる海にかかっており、橋を渡る最中にも絶好の撮影ポイントがあります。島は、周囲約9.0㎞の小さな島で、美しい景色が見られる竜宮展望台のほか、農家レストランやカフェ、穴場のビーチなどがあります。

宮古島からしか行けない離島⑤伊良部島

2015年に宮古島と伊良部島を無すぐ伊良部大橋が開通したため、車やバスで移動することが出来るようになった伊良部島。かつては、宮古島の平良港と伊良部島の佐良浜港を定期便が運航していましたが、大橋が開通したことによって、船便の運行は終了しています。

宮古島からしか行けない離島⑥下地島

ダイビングスポットとしても有名な下地島も、伊良部大橋の開通によって、宮古島から車やバスで移動することが出来るようになりました。ちなみに、伊良部大橋は、日本国内にある無料で渡れる橋の中で最長を誇っています。しかも面白いことに、橋の中央部分に上り坂と下り坂ができているため、この橋を渡る観光客にも概ね人気。宮古島に来たら、ぜひ立ち寄ってみたい島です。

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