
沖縄の食べ物といっても、何も沖縄そばだけが沖縄を代表する食べ物じゃない!せっかく沖縄に来たのなら、食べておかないと損をするおすすめ料理10品を紹介します。
沖縄天ぷら
てんぷらといえば、素材を生かして衣がサクッとしているイメージがありますが、沖縄天ぷらは、その真逆の食べ物。
衣はぽってりと分厚く、味がしっかりとついているため、おかずではなくおやつとして食べることが多いのです。
ちなみに、沖縄天ぷらの具は、魚・イカが定番。塩味がきいたぽってりとした衣に包まれた魚とイカは、そのまま食べてもおいしいのですが、ソースをつけて食べるのもあり!一般的なてんぷらの常識を、見事に打ち破った沖縄天ぷらは、沖縄に来たら必ず食べておきたい一品です。
おすすめの沖縄天ぷら屋
沖縄県民であれば、だれでもお気に入りの沖縄天ぷら屋があるのですが、中でも不動の人気を誇る3店舗を紹介します。
中本鮮魚店
- 住所:沖縄県南城市玉城字奥武9
- 電話:098-948-3583
- 定休日:なし ※臨時休業あり
- 営業時間:11~3月 10:00~18:00/4~10月10:00~18:30
くになか食堂
- 住所:沖縄県宮古島市平良字東仲宗根38-1
- 電話:0980-72-7894
- 定休日:土・日・祝日
- 営業時間:11:30~18:00
大城てんぷら店
- 住所:沖縄県南城市玉城字奥武193
- 電話:098-948-4530
- 定休日:月曜日
- 営業時間:11:00~19:00
ゆし豆腐
豆腐の消費量が、全国平均の2倍もある沖縄県では、島豆腐以上に人気の「ゆし豆腐」を食べなければ絶対に損!
おぼろ豆腐に似ているのですが、ほんのり塩味で、しかも食べごたえのあるゆし豆腐は、沖縄の食堂ではもちろんのこと、家庭でも頻繁に食卓に上がる定番メニューです。
ゆし豆腐がおいしいと評判のお店
豆腐好きが集まる沖縄県では、島のあちらこちらに、豆腐店があります。こうした地元ならではの豆腐店のゆし豆腐は間違いなくうまいのですが、手作りのため、作れる豆腐の量に限界があります。
だから、いざ調べていってみたら売り切れていたということも…。でもせっかく沖縄にいるのですから、営業時間内なら確実に食べることができる、ゆし豆腐がうまい店を紹介しましょう。
とうふの比嘉
- 住所:沖縄県石垣市字石垣570
- 電話:0980-82-4806
- 定休日:日曜日
- 営業時間:6:30~15:00
島ちゃん食堂
- 住所:沖縄県那覇市与儀2-3-12
- 電話:098-862-1233
- 定休日:水・日・祝日
- 営業時間:1130~売り切れ次第終了
豆腐家食堂
- 住所:沖縄県那覇市山下町1-24
- 電話:098-857-3839
- 定休日:旧盆・年末年始
- 営業時間:1:00~22:00
沖縄ぜんざい
本土で「ぜんざい」といえば、冬に食べる温かいおやつ。ところが、沖縄では、一年中ぜんざいを食べます。南国の沖縄で一年中ぜんざいが食べられる理由は、「冷たいから」。
そうなんです。沖縄でぜんざいといえば、冷たく冷やされた氷ぜんざいのこと。だから、南国沖縄で一年中食べることが出来るのです。
昔は、緑豆と大麦を甘く煮たものを冷やして食べていたそうなのですが、戦後になると、冷蔵庫の普及や米軍物資としてカリフォルニア産の金時豆が出回ったことなどで、氷の上に金時豆を煮たものをかけて食べるスタイルになりました。
地元人が集まる沖縄ぜんざいが美味しいお店
食堂や沖縄そば屋に行っても食べることが出来る沖縄ぜんざいですが、やはり専門店にはかないません。
冷たくてほんのり甘い昔ながらの沖縄ぜんざいは、今でも地元で愛されるスイーツ。そこで、沖縄人の間で人気があるお店を、3つ紹介します。
千日
- 住所:沖縄県那覇市久米1-7-14
- 電話:098-868-5387
- 定休日:月曜日
- 営業時間:11:30~20:00(冬季のみ19:00まで)
新垣ぜんざい屋
- 住所:沖縄県国頭文本部町字渡久地11-2
- 電話:0980-47-4731
- 定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日
- 営業時間:12:00~18:00(売り切れ次第終了)
丸光冷やし物店
- 沖縄県糸満市字糸満967-29
- 電話:098-995-0305
- 定休日:なし
- 営業時間:11:00~18:00
ルートビア
沖縄では、マクドナルドやモスバーガーよりもメジャーなのが、A&W。そして、A&Wでコーラよりも地元人に愛されている飲み物が、ルートビアです。アメリカの清涼飲料水ブランドであるルートビアは、地元人の間でも好き嫌いがはっきりと分かれます。
その理由は、「見た目はコーラそっくりなのに、味は全く違うから」。
もともとルートビアは、2%程度の低アルコールハーブ飲料に、鎮咳消炎などの薬効を加えて改良が進められた飲み物。そのため、「奇跡の薬」とも言われていました。それだけに、微炭酸で飲みやすいものの、なぜか飲むと口の中にハーブ臭がするという、日本人にとっては衝撃的な味。
ところが、子供のころからアメリカの食文化に慣れ親しんでいる沖縄人にとっては、コーラよりもルートビアがいいという、強烈なファンが存在するのです。
ルートビアが飲める場所
ルートビアは、A&Wで飲むことが出来ます。県内には、那覇空港店を含め、県内各地に店舗がありますので、観光の合間にぜひ立ち寄ってみてください。
南部エリア
- 那覇空港店
- 古波蔵店
- 那覇金城店
- 糸満店
- 那覇新都心おもろ店
- イオン南風原店
- 豊崎店
- アウトレットモールあしびなー店
- 国際通り牧志店
- 国際通り松尾店
- マリンタウンあがり浜店
中部エリア
- 屋宜原店
- 牧港店
- 北谷店
- 泡瀬店
- 美浜店
- 普天間店
- サンエー経塚店
- カーニバルパーク美浜店
- サンエー宜野湾コンベンションシティ店
- A&W Plus Café プラザハウス店
- サンエーハンビータウン店
- うるま安慶名店
- A&W Plus Café 中部徳洲会病院店
北部エリア
- 名桜店
- 名護店
離島エリア
- 宮古空港店
- 宮古下里通り店
- 石垣店
タコライス
メキシコの郷土料理であるタコスの具を、豪快に白いご飯の上に盛り付けて食べる沖縄のタコライス。外国人も多く住む沖縄ですが、彼らの間でもタコスより人気があるタコライスは、沖縄人のソウルフードでもあります。
1984年に、基地の街として有名な本島北部の金武町で誕生したタコライスは、1990年代以降になると学校給食にも採用されるほど、沖縄ではメジャーな料理です。
本当にうまいタコライスを食べたい時におすすめのお店
沖縄では、コンビニやスーパーなどはもちろんのこと、本土系の外食産業でも県内オリジナルメニューとして定番化しているほど人気があるタコライス。
でも、味にうるさい沖縄人から「ここでなければタコライスじゃない」と称賛されるほど人気があるお店は、意外と限られています。なかでも、タコライス発祥の店として連日行列ができる「キングタコス」を紹介します。
キングタコス 金武本店
- 住所:沖縄県国頭郡金武町字金武4244-4
- 電話:090-1947-1684
- 定休日:なし
- 営業時間:月~金曜日 11:30~翌5:00/土・日・祝日 10:30~翌5:00
キングタコス 普天間店
- 住所:沖縄県宜野湾市普天間1-24-6-1F
- 電話:098-892-0705
- 営業時間:11:00~翌3:00
キングタコス 美里店
- 住所:沖縄県沖縄市美里2-16-11
- 電話:080-1744-4137
- 営業時間:11:00~翌4:30 ※イートインのみ24時まで
キングタコス あげな店
- 住所:沖縄県うるま市みどり町4-20-1-1F
- 電話:098-974-4038
- 営業時間:月~金曜日 11:00~翌4:00/土・日・祝日 10:00~翌4:00
キングタコス 与勝店
- 住所:沖縄県うるま市与那城屋慶名405
- 電話:098-978-1733
- 営業時間:10:00~翌1:00
キングタコス北中店
- 住所:沖縄県中頭郡北中城村字島袋307
- 電話:098-933-1868
- 営業時間:11:00~翌1:00
テビチから揚げ
豚肉料理をこよなく愛する沖縄では、テビチと呼ばれる豚足も普段からよく食べる家庭料理の一つ。
テビチは、おでんの具材として使われるだけでなく、「てびちそば」として沖縄そばにトッピングされたり、煮つけと称して柔らかく煮たテビチと野菜の盛り合わせが登場するなど、アレンジも様々です。
見た目こそグロテスクなテビチですが、コラーゲンがたっぷりでとろとろとした食感がたまらないため、子供や女性の間でも人気があります。そんなテビチ好きの間で今、流行っているのが、「テビチから揚げ」です。
表面がこんがりと焼き揚げられているので、一般的なてびちとは違う食感が大ウケ!でも、手間と時間がかかるため、どこででも食べられるというものではないのが、あまり知られていない理由のようです。
めったに食べられないテビチから揚げが確実に食べられるお店
煮つけにされたテビチは、食堂や沖縄そば屋で食べることが出来ても、テビチから揚げとなると、食べられるお店はそう多くはありません。確実にテビチから揚げを食べたい時は、こちらのお店をどうぞ!
豚足専門店 豚三郎
- 住所:沖縄県国頭郡恩納村仲泊1656-8(おんなの駅内)
- 電話:非公開
- 定休日:なし
- 営業時間:10:00~19:00
若鶏丸焼き
アメリカの食文化が根付いている沖縄では、子供からお年寄りまで、年齢問わずにチキンを食べることが多いです。「夕食に骨付きチキンを1人一本ずつ食べる」ということもさほど珍しくない沖縄では、さらに豪快なキンの丸焼きも、普段の食卓に上がることがあります。
そうはいっても、家庭でチキンを丸ごと一匹料理するというのは、さすがに難しい…。そんな時に沖縄県民が利用するのが、若鶏丸焼きの専門店です。
県民の間で美味いと評判の若鶏丸焼き専門店
若鶏丸焼きが美味い専門店といえば、「ブエノチキン」があります。北部のやんばる若鶏を、たっぷりの酢とニンニクで2日間かけて味をしみこませたブエノチキンの若鶏丸焼きは、専門店でなければ食べることが出来ない味。
しかも、若鶏丸ごとをそのままで提供するのではなく、食べやすくお店でカットしてくれるのが定番沖縄流。なので、わざわざナイフを準備しなくても、手を汚さずに食べることが出来ます。ちなみに、ネット販売も行っていますので、お取り寄せもできます。
ブエノチキン浦添
- 住所;沖縄県浦添市内間1-14-2
- 電話:098-876-0452
- 定休日:月曜日(祝日は開いています)
- 営業時間:11:00~20:00(売り切れ次第終了)
ドラゴンボール
沖縄の揚げ物系スイーツといえば、サーターアンダギーが有名ですが、「食べ応えのあるサーターアンダギーはちょっと…」という人も、確実にいるはずです。
そんな意見を持つ一人である私が、わざわざ足を運んででも食べたくなるのが、「ドラゴンボール」と呼ばれる揚げ物系スイーツ。
このドラゴンボールは、丸い形をしているのですが、外はカリッとしているのに、中はモチモチとした食感。しかも揚げたては、甘い香りが食欲をそそり、油っぽさをほとんど感じさせません。
ドラゴンボールが食べられるお店
ドラゴンボールを販売しているのは、サーターアンダギー専門店である、「琉球銘菓 三矢本舗」です。地元人の間でも、ドラゴンボールの魅力にはまっている人が多いため、店舗によっては、売り切れて食べられないということも…。
確実にドラゴンボールを食べたいのであれば、イートインもできる恩納店がおすすめです。
琉球銘菓三矢本舗 恩納店
- 住所:沖縄県国頭郡恩納村字恩納2572-2
- 電話:098-966-8631
- 定休日:不定休
- 営業時間:9:00~18:00
琉球銘菓三矢本舗 おんなの駅なかゆくい市場店
- 住所:沖縄県国頭郡恩納村字仲泊1656-9
- 電話:090-6861-1943
- 定休日:なし
- 営業時間:10:00~19:00
三矢本舗うるまシティプラザ店(三矢本舗姉妹協力店)
- 住所:沖縄県うるま市江洲507
- 電話:098-973-0380
- 定休日:不定休
- 営業時間:098-973-0380
琉球銘菓三矢(三矢本舗姉妹協力店)
- 住所:沖縄県名護市許田17-1(道の駅許田内)
- 電話:0980-54-3021
- 定休日:不定休
- 営業時間:10:00~19:00
三矢本舗南城市地域物産館店(三矢本舗姉妹協力店)
- 住所:沖縄県南城市知念字久手堅539(斎場御嶽入場チケット売り場横)
- 電話:098-917-4114
- 定休日:不定休
- 営業時間:9:00~18:00
ポーク卵おにぎり
「おにぎらず」がブームになるはるか昔から、沖縄では、おかずをごはんで挟んだおにぎりが存在しています。
沖縄の定番家庭料理といえば、卵焼きと、「ポーク」と呼ばれるランチョンミートを焼いた「ポークたまご」。塩味のきいたポークと卵は、ご飯との相性も抜群なのです。
しかも、ポークたまごと一緒に青菜とツナを炒めた「チキナ―炒め」や、油味噌をトッピングするなど、家庭によってさまざまな具をプラスすることもあります。
出来立てのポークたまごおにぎりが食べられると評判のお店
箸を使わず、手も汚さずに、ボリューム満点のご飯を食べられるポーク卵おにぎりは、コンビニやスーパーなどでも手軽に買えるのですが、せっかく沖縄に来ているのですから、出来立てのポークたまごおにぎりが食べたいという人もいるはずです。
そんな時におすすめなのが、「ポークたまごおにぎり本店」です。
那覇市の牧志公設市場と国際通りの間の路地にある本店は、オープン前から行列ができるほどの人気なのですが、水曜日が定休日であることと、駐車場がないことから、時間がない人にはちょっと向かないかも…。その代り、那覇空港国内線ターミナル1Fにある空港1F店は、定休日がなく、しかも営業時間が長いのでおススメです。
ポークたまごおにぎり本店
- 住所:沖縄県那覇市松尾2-8-35
- 電話:098-867-9550
- 定休日:水曜日
- 営業時間:7:00~17:30
ポークたまごおにぎり本店 空港1F店
- 住所:沖縄県那覇市鏡水150(那覇空港国内線ターミナルビル1F)
- 電話:公開なし
- 定休日:なし
- 営業時間:7:00~22:00
ヒ―ジャー汁
ヒ―ジャーとは、沖縄の方言で山羊のこと。ですから、ヒ―ジャー汁とは、山羊汁のことを言います。
山羊といっても、沖縄では収穫祭や新築祝いなどでなければ食べることが出来ない、高級な料理。独特な味と香りがするヒ―ジャー汁ですが、沖縄県人の中には、一定の割合で熱烈なヒ―ジャー好きが存在するほど、人気があります。
そもそも、滋養食として農村地帯を中心に食べられてきたヒ―ジャー汁は、ぶつ切りにされた山羊肉を、じっくりと時間をかけて柔らかく煮込んだもの。ですから、食べやすいだけでなく、身体によい料理なのです。
臭いが気になる場合も、添えられたヨモギ(フーチバー)と一緒に食べると食べやすくなるので、戸惑わずにまずはチャレンジしてみて!
手ごろな値段でヒ―ジャー汁が食べられるおすすめの店
高級料理の一つであるヒ―ジャー汁ですが、専門店となるとそれなりに値段が高いのがネック。しかも初挑戦となれば、お値段的にはある程度ハードルが低い方がチャレンジしやすいですよね?そこで、手ごろな値段なのに、味は旨いお店を紹介しておきます。
あさひ食堂
- 住所:沖縄県石垣市石垣島登野城218
- 電話:0980-82-3234
- 定休日:日曜日
- 営業時間:11:00~21:00
ハイウェイ食堂
- 住所:沖縄県那覇市前島2-3-6
- 電話:098-863-2277
- 定休日:なし
- 営業時間:24時間営業
まんぷく食堂
- 住所:沖縄県南城市大里字仲間1032
- 電話:098-946-4839
- 定休日:月曜日
- 営業時間:11:00~21:30