
「お土産を買うなら土産物品店」という常識は、もしかしたら少し古い考えかもしれません。買い物上手な観光客は、地元のスーパーで、こんな沖縄のお土産を買っています。
食べ物系のお土産は地元スーパーが安い
沖縄は、本土とは異なる、独自の食文化があります。ですから、沖縄ならではの食べ物系お土産を選ぶと、かなりの確立で喜んでもらえます。
ポーク缶は絶対にスーパーが安い
土産品店に行くと、安くても1個300円以上するポーク缶も、スーパーにいけば、200円前半で手に入ります。
めったにお目にかからない業務用ポーク缶がおすすめ
四角い形のポーク缶は、本土でも手に入りますが、業務用となるとなかなか手に入りません。特に、円すい形のロング缶は、見た目もインパクトも合っておすすめです。
泡盛は断然紙パックのほうがお得
普段から焼酎と同じように泡盛を飲む沖縄では、メジャーな泡盛のほとんどが、紙パックタイプになっています。持ち帰りもしやすいですし、自分用のお土産なら、確実にこちらのほうがお得です。
ハブ酒やミニチュアボトルセットもスーパーで販売してます
泡盛にハブを漬け込んだ「ハブ酒」や、数種類のミニボトルがセットになった「ミニチュアボトルセット」も、大型スーパーならほぼ手に入ります。
お土産を買う時間をできるだけ短縮したいなら
お土産を買うのは、旅行の醍醐味のひとつ。でも、職場やご近所へのお土産など、いわゆる「お配り系お土産」となると、話は違ってきます。
このタイプのお土産は、短時間にまとめて購入して、さっさと宅急便で自宅に送ってしまうのが一番!そんなときは、24時間営業のスーパーを狙うのがおすすめです。
国際通り周辺で24時間営業のスーパー
- マックスバリュ牧志店
- フレッシュプラザユニオン前島店
- 栄町りうぼう
那覇空港付近のレンタカー会社の近くにある24時間営業のスーパー
- フレッシュプラザユニオン赤嶺店
美ら海水族館の周辺で24時間営業のスーパー
- マックスバリュもとぶ店
- マックスバリュなご店
持ち運びに便利な上に喜ばれる沖縄のお土産
いくら荷物が増えたとしても、お金がかかるくらいなら意地でも手荷物で持ち帰りたいという人もいるはずです。そんなときは、できるだけ軽くて、コンパクトに持ち運ぶことが出来るお土産物を選ぶのがおすすめです。
乾燥食品
同じ食べ物でも、乾燥させてしまえば、その分軽くなります。
沖縄そば乾麺
沖縄料理の代表格である沖縄そばも、乾麺タイプにすればかなりコンパクトになります。
麩
麩チャンプルーの食材である沖縄の麩も、安くて手軽な沖縄土産です。最近は、コンパクトな圧縮タイプがありますので、お土産にはこちらをどうぞ。
オキコの元祖ラーメン
超レトロなパッケージに、4袋も入っている“沖縄版チキンラーメン”といった感じです。おやつにちょうどよいサイズなので、持ち運びにも便利です。
レトルト食品
温めるだけで簡単に沖縄料理が楽しめるレトルト食品は、一人暮らしの友人へのお土産にはもってこいの商品です。
沖縄の伝統料理もレトルト食品がおすすめ
ソーキ汁に三枚肉の煮付けも、レトルトコーナーに山のように詰まれています。ちょっと変わったところでいえば、「いなむどぅち」と呼ばれる甘めの味付けの具沢山みそ汁や、珍しい「ヤギ汁」などがおすすめです。
ミミガーやチラガーもある
市場に行かなければ手に入らないと思われがちな「ミミガー」や「チラガー」も、スーパーだと市場の2~3割安く手に入ります。
ボンカレー
レトロなパッケージのボンカレーも、沖縄限定でしか手に入らないお土産です。ちなみに、スーパーだと100円以下で手に入ります。
スーパーよりも土産物品店のほうが安いもの
何でもかんでもスーパーのほうが安いかというと、ものによってはそうではないものもあります。
ちんすこう大容量タイプ
ちんすこうを扱っているお店は、県内にたくさんあります。しかも、沖縄銘菓という肩書きがありますから、観光用のお土産ちんすこうも、たくさん出回っています。
そのため、50個とか100個まとめて買いたい場合は、絶対に那覇市内の土産物品店のほうがお得です。
観光客がひしめく牧志公設市場周辺の土産物品店であれば、100個入りで1000円という、とんでもない値段で販売されているところもあります。
送料を節約したいなら土産物品店がいい
土産物といっても、大量に購入してしまうと、やはり荷物になります。もしも宅配便を利用したいのであれば、土産物品店を利用し他方が確実にお得です。たいていどの店も、「○○円以上で送料無料」のサービスをしています。とりあえず、大量買いするときは、「送料タダになる?」と一言声をかけてみましょう。
特別な人へのお土産はじっくりと時間をかけて
こんな言い方をしてしまうと、とげがあるように思われるかもしれませんが、土産物品店には、スーパーでは手に入らないものもたくさんあります。中には、ウチナンチュも知らないような穴場のお店でしか手に入らない、珍しいお土産もたくさんあります。
定番のお土産は効率よくお得に買って、予算と時間に余裕ができたら、じっくりと大切な人へのお土産を選ぶのが、失敗しないお土産の選び方です。