沖縄移住を続けるのであれば、収入と生活費のバランスがとても大事になります。でも沖縄は「給料が安い」といいます。ではどの程度の年収があれば沖縄での移住生活にゆとりが出てくるのでしょうか?

月給15万円+諸手当の場合

沖縄の求人募集を見てみると、正社員でも「月給15万円+諸手当」が多いです。まずはこの例をもとに1か月の生活費をシミュレーションしてみましょう。

正社員の場合に考えられる諸手当には「通勤手当」「扶養手当」「資格手当」「賞与」があります。それぞれの諸手当の相場は「通勤手当=1万円」「扶養手当=上限1.5万円」「資格手当=1~2万円」「賞与=2~3か月分」になります。

ここから月収を考えてみると、「15万円+3.5~4万円」となります。つまり額面上では18.5~19万円が相場になります。手取りは額面上の金額の80%として考えるので、この条件だと1か月の手取りは約15万円になります。賞与が2~3か月分となりますから、年収で220万円前後です。

ちなみにこの収入で賃貸マンション・アパートを借りるとなると、家賃が5万円を超えると生活費が苦しくなります。もしも車通勤をするとなれば車の維持費もかかります。那覇市内の中心部で家賃5万円・駐車場込みの部屋を探すのは相当難しいですから、「車を使わない生活をする」または「都心から離れた地域に住む」しか節約する方法はまずないでしょう。

月給20万円の場合

月給20万円はサービス業や介護・福祉などシフト制が基本の職種で多く見られます。資格や実務経験によって待遇が変わることも多いですが、未経験からチャレンジするのであれば月給20万円は相場です。

正社員になると賞与が付くのも一般的ですが、基本となるのが「月給」ですから賞与が2~3か月分であったとしても月給20万円の場合の年収は280~300万円になります。ただしこれはあくまでも総支給額ですから、1か月あたりの手取りとなると約16万円になります。

この収入だと、賃貸マンション・アパート家賃の目安は5.3万円以下になります。5.5万円まで家賃をひきあげると間取りも選びやすくなりますが、駐車場込み・都心部で探すとなるとワンルームまたは築年数の古い物件が中心になります。

ちなみに沖縄で築年数の古い物件には、浴槽が付いていないことがほとんどです。浴室とトイレが別になっていても「浴室はシャワーのみ」ということも多いです。ですから「どうしても浴槽付きの物件がいい」は、沖縄では「条件の良い物件」となります。ちょっと面倒ですがこんな沖縄特有の住宅事情も沖縄への移住生活を考えるのであれば知っておく必要があります。

月給23万円の場合

月給23万円は、「県外企業」「若手を積極的に採用する企業」「専門の資格が必要な職種」などに多く見られる初任給の待遇です。ただ問題は「月給○○~23万円」となっている場合です。この場合だと上限が月給23万円ですから、年次昇給を期待するのはかなり厳しいです。ただし勤続年数が長くなれば役職手当なども付くでしょうから、額面上では高くなるはずです。

では月給23万円の手取りを考えてみましょう。月給23万円の場合、1か月の手取りの目安は約18万円になります。手取りが18万円になると適正家賃は約6万円ですから、ゆとりのある1LDKから2K以上の間取りも探すことが出来ます。

また自炊をベースにするのであれば食費を2万円以内に抑えることもできますので、1か月に2~5万円を貯蓄に回すこともできます。節約が苦手な人でもボーナスに一括で貯蓄するのであれば比較的お金の心配をせずに暮らすことが出来ます。

沖縄の正社員給与相場で1人暮らしは厳しいが2人暮らしはゆとりがある

家計簿

沖縄の正社員の一般的な給与相場で1人暮らしをするのは、正直言ってかなり苦労します。特に手取りが15万円以下だと、1人暮らしを続けるにはかなり節約を意識しなければ厳しいです。

ただし2人暮らしとなれば、家賃として毎月かかる費用が1/2になります。これだけでも沖縄での暮らしはかなり楽になります。最近の賃貸マンション・アパートではルームシェアも相談次第でOKの物件が増えていますから、少しでもゆとりのある暮らしをするためにはこうした工夫を積極的に取り入れていくことも大事なポイントになるでしょう。

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