小学校

家族移住するなら、大人以上に、小学生の子供の方が、タイミングに気を付けた方がいいことがあります。実際に私自身が体験したからこそ分かる沖縄の小学校事情もふまえて、解説してみます。

3学期制と2学期制

県内の小学校では、「春休み・夏休み・冬休み」がある3学期制と、「春休み・夏休み・秋休み・冬休み」がある2学期制の小学校があります。

ここ数年、一度は2学期制を導入したものの、改めて3学期制に変更する自治体が県内では増えていますが、2学期制をそのまま継続している小学校もあります。いざ入園が決まって、初めてわが子の通う小学校が2学期制だと知ったという人もいますので、まずは、入学予定の小学校の状況を確認してみましょう。

2学期制ってなに?

2学期制は、1年間の授業カリキュラムを前期と後期に分けて行うものです。そのため、4~10月までを前期、10~3月までを後期としています。

成績表は年に2回

始業式と終業式が1年に2回ずつあるのが2学期制ですから、成績表が保護者の元に届くのも、年に2回です。夏休みの過ごし方によって、休み明けに行われるテストの結果が前期の成績の評価に関係してきますから、2学期制の小学校に通っている子どものほうが、積極的に夏休みもしっかり勉強に取り組みます。

秋休みがある

秋休みは、土・日と体育の日をあわせた3連休に、夏休みと冬休みの各1日をあわせた5日間となります。成績表をもらった後の秋休みなので、子どもたちにとってはちょうどよいご褒美休みといった感じのようです。

秋休みは、ほかの休みと比べて短期間の休みであることや、児童館・公民館・図書館などの公共施設が開館しているので、子どもたち同士で休み期間中を過ごしてくれます。

夏・冬・春休みのように、子どもから旅行やレジャーのおねだりに悩まされることも少ない秋休みは、保護者にとってはメリット高めかもしれません。

沖縄の小学校の学校行事

教室

小学校の転校で保護者が気になることといえば、学校行事のタイミングがあります。

運動会や学校発表会などは、クラスの雰囲気がもっとも活発になるタイミングでもありますから、この学校行事をどう乗り切るかによって、転校後の子どもの学校生活にも大きく関係していきます。

そこで、那覇市と沖縄市の2つの小学校の例に挙げて見ます。

那覇市立 泊小学校

那覇市立泊小学校は、2学期制を導入しています。(2016年学校行事を参考)

4月

始業式・家庭訪問

7月

個人面談・子ども会結成式・1学期前半終了(7月20日)

8月

1学期後半スタート(8月26日)

9月

運動会

10月

1学期終業式(10月7日)・2学期始業式(10月17日)

11月

6年生修学旅行(10月9~10日)・5年生離島体験宿泊学習(10月23~25日)

12月

2学期前半終了(12月22日)

1月

2学期後半スタート(1月5日)・書初め会

2月

授業参観・駅伝大会(5年生)・マラソン大会(6年生)

3月

6年生送る会・6年お別れ遠足・卒業式(3月23日)・終業式(3月24日)

沖縄市立 北美小学校

沖縄県立北美小学校は2学期制を導入しています。(2016年学校行事を参考)

4月

始業式・家庭訪問

5月

春の遠足・プール開き

6月

4年生校外学習(消防署)

7月

6年生平和学習(糸満)・5年生宿泊学習(7月13~14日)・1学期前半終了(7月20日)

8月

1学期後半スタート(8月30日)

9月

運動会

10月

1学期終業式(10月6日)・2学期始業式(10月11日)・6年生修学旅行(10月21~22日)・1~5年生社会見学・プール納め

11月

校内音楽発表会・授業参観・音楽鑑賞会

12月

学習発表会・2学期前半終了(12月22日)

1月

2学期後半スタート(1月5日)・書初め会・授業参観

2月

授業参観・駅伝大会(5年生)・マラソン大会(6年生)

3月

卒業を祝う会・お別れ式・卒業式(3月23日)・終業式(3月24日)

3学期制の小学校の学校行事

県内で3学期制を導入している小学校だと、年間の学校行事はこのようになります。

北中城村立北中城小学校の例(2016年学校行事を参考)

4月

始業式・家庭訪問・1年生を迎える会

5月

春の遠足

6月

日曜授業参観・5年生宿泊学習(5月24~25日)

7月

1学期終了(7月20日)

9月

2学期スタート(9月1日)・授業参観

10月

運動会・社会見学・ブロック音楽発表会

11月

6年生修学旅行(11月3~4日)・授業参観・4年生英語交流学習

12月

学芸会・2学期終了(12月22日)

1月

3学期半スタート(1月6日)・授業参観

2月

授業参観

3月

6年生を送る会・卒業式(3月23日)・終業式(3月24日)

沖縄のインターナショナルスクール

外国人居住者も多い沖縄では、小学校からインターナショナルスクールに通っている生徒も少なくありません。

沖縄のインターナショナル

首都圏のインターナショナルスクールと比べると、比較的授業料が安い印象がある沖縄のインターナショナルスクール。

実際に通わせるとなると、授業料意外にもスクールバスの通学費用やケータリング(昼食)費、教材意外にも、サマースクールやスクールアルバム費なども必要になります。

沖縄の一般所得から考えるとかなり高い授業料

首都圏に比べれば安く感じるかもしれませんが、沖縄県内の一般的な企業で働くのなら、インターナショナルスクールの授業料は高いと感じます。

インターナショナルスクールは「各種学校」に分類される

インターナショナルスクールは、もともと、日本に住む外国籍の子どもたちのための教育施設として設立した背景があります。ですから、日本の学校教育法で定められている学校とは異なります。

インターナショナルスクールは、分類としては「各種学校」と位置づけられています。

沖縄で有名なインターナショナルスクール

沖縄で有名なインターナショナルスクールを、紹介しておきます。

オキナワインターナショナルスクール

国際バカロレア認定校です。入学の対象は、幼児から中学生までです。

  • 住所:那覇市楚辺2-34-22
  • 電話:098-825-1851

サンタモニカ・インターナショナルスクール沖縄

モンテッソリー式教育を導入し、英語と日本語の教育を取り入れているインターナショナルスクールです。

  • 住所:中頭郡北谷町浜川210-6
  • 電話:098-936-3656

沖縄アミークスインターナショナル

入学対象は、幼児から中学生までです。東京でも学校説明会が開催されるため、移住前にインターナショナルスクールを検討しているのなら、参加してみると、学校の雰囲気などがわかると思います。

  • 住所:うるま市字栄野比1212-1
  • 電話:098-979-4711

沖縄クリスチャンスクールインターナショナル

幼稚園から高校まで一貫教育のクリスチャンスクールです。ホームページもすべて英語表記になっています。

  • 住所;読谷村字座喜味1835
  • 電話:098-958-3000

ニューライフアカデミー

1995年創立の私立クリスチャンスクールです。

  • 住所:沖縄県中城村登又134-1
  • 電話:098-870-3893

いつ沖縄に移住するのが、小学生の子どもにとって負担が少ない?

こどもの負担

沖縄の小学校事情について紹介してみましたが、結局、どのタイミングで移住・転校するのが子どもにとって負担が少ないかというと、「地域の教育に関する考え方を参考にする」のが一番だと思われます。

「子どもは地域みんなで育てるもの」が沖縄の考え方

沖縄では、「子どもは地域の宝」と考える人が、圧倒的に多いのが特徴です。そのため、子育てに手がかかる幼児から小学校低学年までは、積極的に地域が小学校の行事や運営にかかわっていくのが一般的です。

特に、都心部から離れた地域になるほどこの傾向は強く、こういった地域では、「学校行事=子どもを地域が認識する場」と考えることも多いため、運動会や学習発表会に参加できるように移住のタイミングを考えてあげると、その後の学校生活がスムーズに行きます。

都心部の小学校は転校生が多いところもある

那覇市内のにある小学校では、公務員や転勤が多い企業に勤める保護者を持つ子どもたちが多いため、頻繁に転入・転校生がいる学校もあります。

このようなエリアに移住を検討している場合は、公務員や企業の転勤が集中する4月または10月を移住のタイミングにすると、子どもへの負担も少なくなります。

家族移住の場合は、子どもの都合も考えてあげよう

実際に私は、転勤族の父を持ち、幾度も転校を経験してきました。私の場合は、保護者の仕事の都合ですから、子どもなりに仕方がないという気持ちが強くありましたが、移住となると、そう簡単に感情として割り切れるものではありません。

移住すれば、子どもにとって沖縄がふるさとになります。

子どもにとっても沖縄の移住がすばらしいものになるためにも、家族移住の場合は、ぜひ、子どもの都合についても考えてあげるようにしてください。

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