沖縄は全国一出生率の高い地域です。でも子育てをするには必ずお金がかかってきます。子供の数が増えればかかるお金も当然UP!沖縄で子育て貧乏にならないために知っておきたいお金の話をまとめてみました。

乳幼児も第一子だと意外とお金がかかる

沖縄では子供の数が3人以上という家庭も少なくありません。2人目以降になればベビー服やおむつなども1人目の時のおさがりが使えるようになりますが、第1子の場合は一からそろえなければいけなくなります。

もちろん離乳食が始まるまではミルクが必要です。完全母乳の場合はミルク代がかかりませんが、0歳児で保育園を利用する場合は完全母乳というのは現実的に無理。また卒乳を早めに計画する場合は、母乳とミルクの混合というケースもよく耳にします。こうなるとミルク代は子育てにかかる費用となります。

おむつに関しても同じです。おむつも「布おむつ」と「紙おむつ」では費用も変わります。布おむつはお金を節約するにはメリットがありますが、濡れるとすぐに取り換えなければいけないので子育てに手間がかかります。これに対して紙おむつはおむつ交換の手間が省けるというメリットはありますが、消耗品になるのでおむつを卒業するまでずっとお金がかかります。

ちなみに完全に紙おむつで子育てする場合、1パック80枚入りの紙おむつを1か月平均2.5パック使います。紙おむつはサイズが大きくなるほど価格が上がるので、月齢が上がるほど紙おむつにかかる費用も上がると考えておいた方がよいでしょう。

そのほかにも「おしりふきシート」「哺乳瓶の消毒剤」「ベビー用ボディーソープ」「ベビー用洗濯洗剤」なども消耗品になるので、使い続けるのであればこれらも子育てにかかるお金として計算しておく必要がありますね。

保育園・幼稚園にもお金がかかる

保育園や幼稚園

保育園や幼稚園に通わせる場合もお金がかかります。保育園の場合は認可保育園と認可外保育園によっても保育料が変わります。もちろん自治体や世帯の収入によっても保育料は変わるのですが、月齢によっても保育料は変わりますので利用する予定があるのであれば事前にチェックが必要です。

幼稚園の場合も、公立幼稚園と私立幼稚園で費用は変わります。公立の場合は月額平均1.8万円ですので、年間で計算すると約22万円となります。私立幼稚園の場合は園によって教育費が変わりますし、制服がある場合は別途その費用も掛かります。

小学校入学のタイミングがお金に関する最初の試練

第1子が小学校入学の年齢になると、子育てにかかるお金の最初の試練を迎えます。

まず小学校入学となれば、ランドセルや学用品などをひと揃えしなければいけません。公立小学校でも制服がある場合は制服の購入が必要になりますし、体操着や上履きなどは学校指定のものを購入しなければいけなくなります。特に体操着は運動会シーズンになるとほぼ毎日必要になるので、1組だけでは絶対に無理です。洗濯しても乾かない時のことを考えれば最低2組は購入しておきたいところです。

ただ問題なのは入学準備品の購入だけが子供にかかるお金ではないという点です。

例えば子供部屋を入学のタイミングで準備するとしましょう。沖縄の場合平均2~3人きょうだいですので、それぞれに一部屋ずつ準備するとなれば最低でも3LDKの間取りが必要になります。

未就学児の間は個室を使うことはほとんどありませんから子供が3人いても工夫すれば1LDKで何とか暮らすことはできますが、小学校入学となれば学習机も必要になるのでさすがにこの間取りでは厳しいです。そのため「子供の小学校入学をきっかけに間取りの広い家に引っ越しする」という人が多いです。

ちなみに引っ越しにかかる費用は家賃だけではありません。不動産屋さんを利用すれば敷金・礼金のほかに仲介手数料が必要になります。また引っ越し業者への支払いも必要になります。新生活に伴って家具の取り換えなども必要になるかもしれません。

このように子供の成長に合わせて間取りの広い家に引っ越しをするのであれば、これも「子育てにかかるお金」としてあらかじめ計画を立てておく必要があるでしょう。

公立小学校と市立小学校では年間にかかる教育費が違う

学校

小学校にも公立と私立があります。沖縄の公立小学校の場合、月額2.6万円が相場です。つまり年間約32万円が学校にかかる費用として必要になります。これに対して私立小学校の場合は月額10~15万円が相場ですので、年間約100~180万円かかることになります。

小学校は6年間ありますから、私立小学校への入学を考えているのであれば早めに子供の学校教育費について準備しておくことがポイントです。

中学校の教育費は小学校の約2倍

中学校の教育費は、公立の場合も小学校の約2倍かかります。月額4万円が相場ですので、年間にすると約48万円の教育費が必要になります。ちなみに私立の場合、小学校と中学校の学費の相場はほぼ同じです。

子供が中学生になると食費が家計をピンチにさせる

子供が中学生になると、学費以外にも家計をピンチにさせるものがあります。それが「食費」です。

子供が小さいうちはそれほど気にならない食費も、子供の体も大きくなり食慾が増してくる中学生頃になると一気に家計の負担になります。しかも男の子の場合は中学生頃から一気に身長が伸び、体つきも大きく変わります。そんな男の子が1人ではなく2人、3人…となれば月々の食費だけでもかなりの金額に…。

この時期に子供の大学費用のために貯金を始めようと思っても、毎月の家計をやりくりするだけでも正直言うと精一杯!「家計のために進学をあきらめさせる」ということを避けるのであれば、第1子が中学生になる前に貯金を始めるのがおすすめです。

もしも子供が「私立の高校に行きたい」と言ったらどれだけお金がかかる?

高校に進学するにしても、子供が公立ではなく私立を希望しているのであれば出来る限りその希望をかなえてあげたいと思いますよね?

高校の教育費は「公立高校の約2倍私立の方が高い」と考えておくと計画が立てやすいです。ただ有名私立高校を受験する子供のほとんどが予備校や塾に通います。ですから高校進学後にかかる教育費のほかに予備校・塾などにかかるお金のことも考えておく必要があります。

子供の大学進学にかかる費用は?

大学の場合は、国立大学、公立大学、私立大学によっても必要になるお金が変わります。また大学に支払う授業料のほかにも通学費や課外活動費などが必要になります。沖縄の場合は県外の大学に進学するケースも多いですので、1人暮らしにかかる費用も子供の教育費の一部として考えておく必要があります。

ちなみに国立・公立大学の場合は月額平均が6.5~7.8万円ですが、私立大学の場合は月額平均が10万円です。また文系よりも理系の方が授業料は高めに設定されています。相場としては文系の1.3倍理系の方が高いです。

子育てお金の計画は「早すぎる」くらいに始めるがちょうどいい

子供が多い沖縄では貧困が原因で学校進学をあきらめるというケースもよく耳にします。でも子育てにかかるお金は子供の年齢によって変わります。少しでも家計の負担をかけないようにするのであれば、「早すぎるかな?」と思うくらいから計画を立て始めるのがおすすめですよ。

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