お笑い芸人

沖縄出身のお笑い芸人といえば、ガレッジセールや小島よしおなど、全国的にも有名になった人も多いですよね?でも、全国的には知られていないけど、ローカルなネタがやたらに面白い芸人たちがいっぱいいます。

沖縄ローカル芸人のネタはここが面白い

沖縄のローカル芸人のネタは、基本的に「親戚のおじい」や「隣の金城さん」など、沖縄で身近なご近所さんの様子や風習などをテーマにしたものが多いのが特徴です。

基本的に、ネタのいたるところでうちなーぐち(沖縄方言)が使われているため、全国的な笑いとしてはなかなか浸透しないところがあるのですが、これをすべて標準語でしゃべってしまうと、それはそれで面白さが半減してしまうというジレンマが…。

とはいえ、うちなーぐち独特のリズム感と、おっとりとした沖縄人ならではの性格がマッチした沖縄のお笑いは、ローカルなお笑いの王道といえるはずです。

今知っておきたいローカルネタが面白い沖縄芸人

沖縄には多くの芸人さんがいらっしゃいますが、一部ご紹介したいと思います。

じゅん選手

2012年にデビューした若手お笑い芸人ですが、じゅん選手のネタといえば、うちなーぐち(沖縄方言)全開のネタ。

じゅん選手を一躍有名にしたネタといえば、メジャーな局を沖縄方言バージョンで歌いまくるというものではないでしょうか?

なにしろ、今ではそのうちなーぐち全開のあのスタイルで、沖縄のテレビコマーシャルにも起用されているほど、沖縄では有名なお笑い芸人の一人です。

うちなーぐちがわからなくても、なんとなく面白い

ゴールデンボンバーの「女々しくて」や、ドラえもんの歌、サザエさんの歌など、次々とメジャーな歌をうちなーぐちバージョンで歌いまくるのが、じゅん選手。

だって、ドラえもんの「あんなこといいな こんなこといいな」が「あんねるーじょうとう うんねるーじょうとう」になるなんて、沖縄人だってこの発想はなかったはず!

なにしろ、一度聞いたら頭からうちなーぐちバージョンが離れないという、恐ろしい武器を持っているのがじゅん選手です。

しゃもじ

現在は、マセキ芸能社に所属しているお笑い芸人しゃもじも、沖縄出身です。

メンバーは、ボケ担当のたーにー(本名・砂川尚吾)と、ツッコミ担当のしゅうごパーク(本名・金城秀吾)。

高校卒業後コンビとして沖縄で活動を始めた二人ですが、2007年に、第一回沖縄ナンバーワン芸人決定戦O-1グランプリに優勝し、2009年からは、活動拠点を東京に移しています。

爆笑間違いなしの「結婚式司会」ネタ

お笑いO-1グランプリに優勝したときに披露した漫才のネタなのですが、これが、やたらと面白い!

このネタは、夏の甲子園大会決勝で、最後の最後に落球してしまい逆転負けとなったチームメイトの60年後の話。

ひたすらこのときのことにこだわりぬいて話し続ける老人のネタは、甲子園愛が深すぎる沖縄県民には痛いほどよくわかるあるある話が満載です。

こきざみインディアン

幼馴染の二人がコンビを組み、今も沖縄で活躍しているローカル芸人といえば、こきざみインディアンがいます。

メンバーは、ボケ担当のさーねー(本名:儀間真幸)と、ツッコミ担当のもーりー(本名・城盛次)の二人です。

地元ではお笑い実力派コンビ

こきざみインディアンは、沖縄のお笑い界の中では、実力派コンビでもあります。

第一回開催のO-1グランプリこそ、しゃもじに王者の席を譲り渡してしまったものの、第二回、第三回、第四回開催では、すべて優勝!さらに、沖縄のローカル放送局主催の第一回お笑いバイアスロンでも、初代王者になっています。

冠番組持っています

実はこきざみインディアンは、琉球朝日放送で、毎週土曜日の深夜24時45分から、「こきざみプラス」という番組を持っています。

30分の番組なのですが、一緒に進行を担当する2012ミス・ユニバース・ジャパン沖縄代表の長嶺花菜と一緒に、ありえないようなムチャぶり企画に挑戦します。

沖縄のローカルな笑いに初チャレンジするのなら、この番組から挑戦すると、比較的ハードルが低いかもしれません。

いさお名ゴ支部

いさお名ゴ支部は、沖縄本島北部にある名護市出身のピン芸人です。沖縄の方言には、地域によってかなり特徴があるのですが、彼も、独特の名護市訛りがネタの特徴になっています。

定番ネタも名護色全開!

いさお名ゴ支部の定番ネタのひとつである、「名護人(なごんちゅ)」ネタは、シュールな上に、ひたすらローカルなネタをぶつけてきます。

白い文字で大きく「名護人」とプリントされた真っ赤なTシャツを着て、タオルを頭に閉めた姿で、青いポリバケツの中から登場するのが、このネタの主人公である名護人(なごんちゅ)です。

基本的に、この青いポリバケツの中から、突然ふたを開けて姿を見せ、かなりキレ気味で沖縄のいろんな事柄について物申し、そしてまたふたを閉めて去っていくというネタなのです。

名護人がポリバケツの中で語る話は、思わず「あるある~!」とうなずいてしまうものから、「まさかや~!」と名護人に向かって指を刺してしまうような身の上話など。沖縄にどっぷりハマっているあなたなら、この笑いもわかるはずです。

個人的に一押しのネタ・ヤギのシルー

個人的にいさお名ゴ支部で一押しの定番ネタが、「ヤギのシルー」。頭に血のついた包丁が刺さった白ヤギが、飼い主に向かってつぶやくネタなのですが、これまた、ローカルな沖縄のある食文化が関係しています。

沖縄人にとってヤギは「かわいい」ではなく「美味しそう」

沖縄では、祝いの席でヤギを食べるという食文化があります。ヤギ料理は普段から食べられるものではなく、本当に特別な日のご馳走なので、その日のために家で飼っているという人もいるくらいです。

そんな大切な日のご馳走の主役であるヤギなので、よい肉になるように普段から手をかけて育てている飼い主。

しかし、ヤギにとっては、徐々に迫ってくる危険との戦いの日々。ヤギ料理にされそうになっている白ヤギ「シルー」に扮したいさお名ゴ支部が、飼い主に向かってつぶやきながら、何とか抵抗するというのが、このネタの面白さの背景にあります。

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